一日保育が始まれば、気持ちの上でも時間でも

多少は余裕ができるかな、と思ったのは初日まで。

家にいると

今までほったらかしだった、あんなことやこんなこと

見て見ぬフリしていた、あんな所やこんな所

が、気になる。

天気がよければ、娘を外で遊ばせたい。

ドタバタドタバタと過ごしているうちに

あっという間に、お迎えの時間。

いつもギリギリ。






日中、離れている分、息子に優しく接することが

できるかな、と思っていたけど

ここへきて、息子の「イヤだー」が激化。

着替え、ごはん、風呂・・・

どうしてそのたび、嫌だと言わなきゃいられないのさ。

毎度のことでイライラは募る。

で、結局「勝手にしなさい!」。





あ、前もあったな、こんなこと。





ふと、冷静になってみれば

新しい環境で、緊張しているであろう息子。

笑顔で帰ってくるようになったとはいえ

抱っこをせがむことは、入園前より増えた。

ああ、そういうことか。

我慢してるんだろうな、いろいろ。

ここは一つ

受け入れていくか。やれる範囲で。

大人にならなきゃ。親だし。







今朝も大いにぐずった。

なかなか着替えない。さらに「お腹痛い」とも。

朝一に飲んだ牛乳のせいか、お腹が空き過ぎたのか

それとも何かに、あたった?

はたまた、登園拒否か。

「休む?」ときけば「行く」という。

好物のヨーグルトを食べると、「お腹痛いのなおった」と言うので

ならば、とおにぎりを食べ始めるや

「お腹痛い!」

トイレに連れて入った途端,、吐いてしまった。







それでスッキリしたのか

クッキーを二つ食べて、登園。






この一件を、先生には伝えたものの

お昼を過ぎても電話がないところをみると

無事に過ごせているらしい。

もうすぐお迎え。

とりあえず、おやつを用意しておくとしますか。


説明会が終わったと思ったら

もう入園。早いなあ。

とゆうか、どんだけ更新してなかったっちゅうねんっ・・・





入園式から、はや3日。

朝は、早く行こうよとせがむものの

帰りは、べそかいて門から出てくる。

先生と本人の話によると

登園からずっと機嫌よく遊んでいるのだけど

降園時間になって、お母さんたちが迎えに来始めると

母を探して寂しくなってしまうそうだ。





先生にも言われ、降園開始と同時に到着するようにした。

ただでさえ、登園2日目

「みんな帰りのしたくが上手で早く済む」という理由で

お迎えが30分早まったというのに

9時登園、10時半降園って!

(8時から登園できるけど、無理。あんまり早いのも・・・だし)

洗濯物干したり掃除してると、あっという間に時間がくる。

近くの園を選んでおいて、よかった・・





そんな息子も、今日は泣かずに出てきた。

「きょうは、なかなったよ」と得意げ。

まあ、別に泣いたっていいんだけど。

息子自身、そんな自分がイヤだったのかな。

泣きわめいて、登園拒否も覚悟していた母としては

拍子抜けなんだなあ。





入園前にあった一日入園では

頑として、母のそばを離れようとしなかった。

それが入園式では、園児席にちんまり座って静かにしていたし

名前を呼ばれて、小さいながらも「はーい」と手を上げた。

公けの場では、初めてのことで

思わず、とーさんと顔を見合わせたよ。






制服を着ただけでも、成長したなあとしみじみ思うのに

そんな急に、物分かりがよくなっちゃ

返って心配。

まだ始まったばかりだから。

息切れしないように。

どうかゆっくりゆっくり、慣れていっておくれ、と

臆病なかあさんは思ってしまうのだ。

半日保育も、明日まで。

元気に行けるかな?



いやぁ、あせった。






近所にある幼稚園、2園のうちの一つ。

未就園児対象の幼児ルームに登録してるけど

この2カ月間、全く行けてない。

お知らせ来なかったら、行き損ねたところだったよ

説明会なんて。もう、入園準備の時期、なの??






幼稚園、って実のところ、よく知らない。

自分は保育園卒だし

近所で通ってる子も、いなかった。

帰りが早い

お弁当持ち

勉強っぽいことをする

あと・・・鼓笛隊とかやっちゃう、みたいな。

お役所の管轄が違うったって

園での過ごし方に、保育園とどんだけ違うの?







いろいろ、思うところはあったけど

説明聞いて、違う意味で驚いた。

学童保育、やっちゃうの?!

小学生の面倒まで、みるの?!

うひゃ~

児童センターが定員オーバーって話は

どこでも聞くけど

幼稚園が受け皿になっていたとは・・・







それはさておき

保育時間以降の預かり保育があったり

週に3日は給食だったりして

随分、保育園に近いなあ、という印象。

共働きの保護者も多いそうな。

英会話などなどの早期教育、英才教育はやらない方針、と。

遠足は、家族同伴で上野動物園。しかも、臨時列車で!!

ほほう。






なんとなーく見えてきた

幼稚園ライフ。

まあ、ここでも悪くはないかな、と思う程度で

なんとも判断しがたい。

しかし、来月半ばには願書配布。

11月には受付スタート。

差し迫ってるなぁ。







とりあえず息子は

遊べたのが楽しかったらしく

帰ってきてから

「おーちえん、いく?」と何度も何度も聞いてきた。

人数の多さに疲れを感じて、足が遠のいていたけど

母の心情はさておいて、行かなくちゃなあ、幼児ルーム。

慣れてくれれば、入園もスムーズ・・・だといいけど・・・

近頃、家の中に

コドモのみならず、ゴロゴロしている

輩がいる。







それは







ラジコン。



ラジコン



もともとラジコン好きなとーさん。

マシーンはオブジェか

息子のおもちゃになりかけていたけど

久々のブーム到来。

とはいえ今回は

かなり本気らしい。







幸か不幸か

これも何かのご縁か

越してきた家の近所に

コース併設のラジコンショップがあることが判明。

暑い盛りを過ぎたころ、ようやく足を運んだら

一気に、盛り上がってしまったという訳。






旧来のマシーンを

あちこちリニューアルしたり

店で見てどうにも気に入ってしまった!と

新車を買ったり

(妻に許可を得てから、というあたりが、いじらしい)

とにかく毎日のように、いじくるいじくる。

時間があれば、走らせに行く行く。






楽しいんだな、というのは

顔を見れば一目瞭然。

平日は遅くまで働いてクタクタになって

休みはコドモと遊んでクタクタになって

そんな毎日の中で

「何か夢中になれるものが、あればなあ・・・」

なんてことは、前々から言っていた。







よかったねえ、見つかって。







家庭をかえりみなくなっちゃこまるけど

よくしたもので

車好きの息子が、とーさんにくっついて離れない。

走らせに行くときは、必ず一緒。

息子は息子で、ちっちゃいリモコンカーを走らせたり

とーさんの、ひっくり返ったマシーンを戻しに走ったり

仲間のつもりでいるらしい。

それが、とーさんも嬉しいらしい。

その間、こっちは息抜きできるので、ありがたい。






まあ

コドモたちと遊ぶのを忘れず

マシーンで家の中を汚さずにいてくれれば

あとは

財布の中身と相談しながら

上手にやってくださいよ

と、言うほかにないかなぁ。







ま、とりあえずは静観してみよう。

月曜の朝

目覚めた娘を抱き起こそうとしたら

カラダが、熱い。

体温をはかったら37.7度。

ふへえ、久しぶりに高い。





風邪だろうか。

そろそろ、突発性発疹?

まさか、はしかとか・・・

ほかの症状は、これといってなく

熱があるわりには、機嫌よく遊んでいる娘を眺めつつ

思いをめぐらせてみる。

それにしても、熱い。

まるで湯たんぽ。





2、3時間おきに体温を測りながら

様子をみてみた。

夜、38.2度に上昇。

さすがの娘もキツイらしく

寝つきが悪い。

ようやく寝付いても、1~2時間程度で泣いて起きる。

そのたび、水分補給をしたらば

まあ飲むこと飲むこと。

うめき声にたびたび起こされながら

朝を迎えた。





目覚めた娘は

いつものように、ぱあっと明るい笑顔はなく

ちと、元気がなさげ。

熱は・・・36.7度。下がった!

ふう、一安心。





娘は、少しずつ元気を取り戻し

午後には復活。

寝返りと腹ばい姿勢の方向転換を駆使して

縦横無尽に動き回る。

にぎやかに奇声を発しながら。





それにしても、何だったんだろう。

これで終わるのか

遅れて、ほかの症状が出るのか。

熱が出たり、風邪をひいたりするたび

「こうやってコドモは強くなっていくんだ」

と、思うけど

しんどそうなコドモを見ているのは

やっぱりツライもので。

今回、息子が何ともなさそうなのが、幸い。

風邪なんかひくと大概、うつるし。





季節の変わり目、気をつけなけりゃ。

はえた!

8カ月になろうという、娘の!

歯のない笑顔とも、もうすぐお別れ。




歯がはえた (ガジガジガジ)




離乳食&授乳を終えたあと

ふと、ぽかんと開いた娘の口の中をのぞくと

乳白色の粒が、下の歯茎についている。





食べかす・・・?





・・・・・!!






違う!歯!ちっさい歯!

うわあああああ






口をとがらせては

「ぶぶぶぶ~」と泡をとばしてたから

そろそろはえるかな、と思ってはいた。

近頃やけに、おっぱいを噛む力が強くて

痛いな、とも思っていた。

なーんで、気づかなかったんだろ。





夏の終わりに

小さいけれど、大きな発見。

ちと、感動。


今日は七夕。

家での飾りは用意し損ねてしまったけど

おとといのうちに、七夕気分を味わってきた。






所は神奈川県平塚市。

ここの七夕まつりは、日本三大七夕まつりの一つ、だとか。

友人のミキティが住んでいて、お誘いを受けた。

せっかく、埼玉に来て、長野にいたころよりは近くなったし。

とはいえ、車で往復8時間。

コドモ連れだと、休み休みになるからどうしたって

余計にかかる、時間が。

で、滞在時間は4時間ちょっと。

強行軍だったけど、いい息抜きになった。







まつりは、飾りがとにかく、立派。

そして人の多いこと。

初日で平日の昼間だってゆうのに

家族連れやら若者が、わんさか。

露天の数も半端なく

息子の強い要望についつい応えてしまって

アンパンマンのベビーカステラだけならまだしも

1000円もするアンパンマンのバルーンまで買ってしまった。

・・・先に値段、聞けばよかったな。恐るべし、お祭り価格。







まあでも、それも含めて

祭りを満喫できたということで、よしとして。






さらに息子は、それにも勝るステキな思い出をつくった。

それは




バス乗車。




まつりの臨時駐車場⇔会場間のシャトルバスと

会場⇔友人宅間のバスの

計4回。

家の近くには、市内循環のバス停があるけど

未だ乗らず。

息子は乗り物好きなわりに

いざ乗せようとすると嫌がるところがあるので

多少、不安ではあった。

そしたら案の定、最初に乗ろうとしたら

「あーとーでーいーいー!うぎゃー!」と

半泣きで座り込み。

半ば強引に乗せたけど

その後からは、ドアが開くと自分から乗り込み

さっさとイスに座ろうとする。

乗っている間は、バスが止まるたび

「バス、はっしゃー!」

ご機嫌であった。






何事も、体験することが大事。

そうなのだ。

やらず嫌いは、よくない。

やらせず嫌いも、よくない。

やってみたら案外、イケル!ってこと、ある!

だから今年の七夕の願い事は、ズバリ、これ!


「息子の食わず嫌いが、なおりますように」

前々から気になっていたことがある。



息子が、おむつに変わってパンツをはいたら

どんな反応を示すのだろう



と。






そんな折、ショッピングセンターで

今、息子が大好きな「カーズ」柄のパンツを発見。

これが何か、分かっているのかいないのか

息子に見せると

「これ!ピッピッ!」(レジでバーコードを読み取るしぐさ)

2枚入り880円は高価な部類に入るけど

まあ、初めてのパンツだから、と多めにみて買ってみた。







今朝、早速にパンツをせがむ息子。

はいてみると・・・

うれしそうだけど、感想は特に、なし。

イヤではないらしい。

とりあえず最初は、もらすだろうなあ。

と、思った矢先、30分後に

「ちっち、でた」

ズボンまでびしょぬれですよ、息子さん。

「今度は、ちっち出る前に教えて」

念のため、言ってみた。







その1時間後

おいおい、お股がぬれてますよ!

「ちっち、出た?」

「うん」

素直な回答、ありがとう。

そんなこんなで、本日のパンツは終了。

いつも通り、おむつにはき替えて

いつもと変わらぬ一日となった。ちゃんちゃん。







尿意、便意とも、なかなか知らせてくれない息子。

ふんばり始めたところで「トイレ行く?」ときいても

「いい」の一言で、拒否されていた。

そこで、近頃は

「かーさんトイレ行くけど、一緒に行く?」

とたずねてみるようにした。

すると、あら不思議、ついてくる。

ショッピングセンターでも

トイレに入り、子供用便器を見るや

ズボンを脱ぎ始めていた。

うん、いい傾向だ。

この調子で、もしかしてパンツはいたら

教えてくれるかなーなんて

淡い期待を抱いてみたけど、なかなか、ね。







まあでも

どうやら、おしっこの間隔がまだ

十分でないらしいということが

あらためて分かったわけで。

これからも、本人の希望次第で

パンツをはかせてみようか。

ああでもできれば

梅雨が明けてからが、いいなあ。

洗濯しても、乾かないし。




折からの暑さと

反抗期ど真ん中の息子が繰り出すイヤイヤ攻撃に

ついに、壊れた、母。






昨日の夜は

いつもと同じといえば同じ光景がそこにあった。




母「いいかげん、おむつ、かえようよ」

息子「いいの!」




母「ごはん、食べよう」

息子「いいの!あーとーでー」





・・・・・




ブチッ






頭の中で、何かがはじけた。







その後も遊びに夢中な息子を放っておいて

娘を連れて風呂へ。

途中、息子が扉を叩く

「おふろ~」






ここで、入れればよかったんだ。

でも、口をついて出たのは

「とーさんに入れてもらえば」





「かあさんの言うことが聞けないのなら」

という言葉は、理解できたのかどうかは分からない。

ただ息子は、「とーしゃーん」と走っていった。

しかし、とーさんは帰ってきているはずもなく

息子は風呂場の扉の前に戻って、立ち尽くしていた。






一度、振り上げた拳を下ろすのは

とても難しい。

息子が

「ちゃちゃ(お茶)ちょうだーい」とすがっても

「ねんね~」と泣いても

「とーさんにお願いしたら」と突っぱねることしかできない。

もう、意地なのだ。そう、つまらない、意地。

娘を寝かそうと、寝室のドアを閉めた途端

息子が、これでもかというぐらいの大声で泣きわめいた。






泣き声を聞くほど、頑なになる心。

タイミングよく帰宅したとーさんに事情を話すも

とーさんの言うことにすら耳を貸さず

ひたすら泣き叫び続ける息子。

その声に寝付いた娘が起きてしまった瞬間

再び、頭の中で音がした





ブチッ






無言のまま、息子を抱えて風呂に行き

有無を言わさずに体を洗う。

出てもなお、泣き続ける息子を寝室へと促し

「もう寝て!」

言い放ち、泣く娘を抱いて背を向けた。






この時期のイヤイヤは

仕方がないこと、と思っている。

時になだめすかし、時に気を引かせながら

どうにか、やり過ごしている。

大人なんだから、広い心で受け止めて

うまくかわしながら乗り越えたいと思いながらも

難しい。

やっぱり、疲れるんだ。

そう、自分は疲れていたんだ、と気づいた。

情けなくて、泣いて泣いて

とーさんが入れてくれたコーヒーを飲んで

やっと、力が抜けた。






今日もまた変わらず

イヤイヤな息子。

明日もきっと、イヤイヤだろう。

まあでも、どうにかなるさ。

暑い暑い暑い!

今日の最高気温が知りたいような、知りたくないような・・・





早めの昼ごはんを食べて

一番暑い最中

図書館へ行ってみた。涼を求めがてら。





引っ越してきてから初めて足を運ぶ。

昼時ということもあってか、人影はまばら。

児童書コーナーは、ほぼ貸切状態。

ここは、ブックスタート事業をしていて

その紹介コーナーもある。

10ヵ月健診時に

松谷みよ子さんの「いないいない ばあ」など2冊が

バッグ付きでコドモに贈られるそうな。

5ヵ月の娘は、秋以降になる。楽しみぃ。





思えば息子には

親が与えた絵本といえば

「こどもちゃれんじ」の教材ぐらい。

ばあばや兄弟姉妹、友達からのプレゼントが多く

あえて、買い与えようと思ったこともなかった。

図書館へは、車で行かなければならず

行っても駐車場が満車で

入るのをあきらめることが多かった。

移動図書館は、気が付けば時間が過ぎていたりと

まったく、トホホな状況だった。

ここも車でなければ行けないけれど

とりあえず今日は、空きがあったので難なく駐車。




さて、息子はどんな本に興味を示すだろうか。





自分で手にとれる本は手にとって開く。

「あっ、ブーブー」

「でんしゃ!」

こっちが、いろいろな本を見せるも

くいつきがいいのは、やっぱり、乗り物系。

今、ブームだから当然といえば当然。

というわけで、息子は3冊をセレクト。



「ひこうじょうのじどうしゃ」

「ぶーぶーじどうしゃ」

「こぐまちゃんのうんてんしゅ」




娘には2冊


「ころ ころ ころ」

「じゃあじゃあ びりびり」





3人分のカードをつくり

借りて帰るや、さっそく開く息子。

「おおーっ、ひこーち(飛行機)!」と大興奮だ!

娘には隣に寝転がって読みきかせ。

すると、後に続いて「あーうっ、あーうっ」と

復唱するかのように声をあげる。

むむう、これはなかなか読みがいがあるぞ。






息子には、読み聞かせというものをしてこなかったので

今更ながら、始めてみたいと思う。

やってみたこともあったけど

どんどんページをめくっちゃったりして

なんだかなあ・・・ってな感じで、やる気をなくしてしまったというか。

今になって、やってみると

大きな反応はないものの

じいっと絵を見て、時々、指さして

終わると「もっかい(もう一回)」と言う。

へえ、意外と、気に入ってるんだな。

これから、いろいろな本を借りてきて

息子の世界を広げられたら、いいなあ。

できれば、自分用の本も借りたい。

そうだ、とーさんも一緒に行けば、ゆっくり見られる

・・・といいなあ。